人権・同和教育(6年社会科歴史学習)についての研修
2022年6月21日 08時55分歴史についての研究が進むにつれて新たにわかってきたことがあり、教科書の記述も少しずつ変わってきています。
私たちが子どもの頃に学んだ人権・同和教育は、差別の厳しさが強調されてしまうことがありました。
しかし、人権・同和教育が進められるにつれ、厳しく差別されてきた人々の「強さやたくましさ」、仕事や文化の面で社会に大きく貢献してきたことも取り上げられるようになりました。
社会科の時間に子どもたちがどのような学習をするのか教科書に沿って確認するとともに、「差別の始まりや今も残されている理由」「差別されてきた人々の生き方や思い」「私たちがどうするべきなのか」等、教職員で研修を行いました。
一人ひとりの行動力が、差別をなくし、誰もが幸せな生活を送れる社会につながっていきます。
大切なことは、わたしたち一人ひとりが正しく人権問題について理解し、様々な人権問題を解決していくために身近なところから行動していくことです。
こどもたちの学びとともに、「みんなが幸せな社会」を築いていけるよう、私たち大人も自ら学習を積み重ねていきたいと思います。