食育

2023年2月3日 07時37分

 近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。こうした問題を解決する重要な役割を果たすのが食育で、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に食育に取り組んでいます。

 昨日は、浮穴調理場より髙田所長さんと栄養教諭の岡田先生をお招きして、給食感謝集会をテレビ放送で行い、給食に関するクイズをしたり、給食ができるまでの動画を見たりしました。

 学校朝会では、松山市議会議員の門田さんと浮穴調理場に野菜を納品されている岡崎さんにお話をしていただきました。                         

 1月の浮穴調理場管内の給食に登場した「じゃがいも」と「にんじん」は、岡崎さんが浮穴校区の畑で栽培されています。良質の美味しい農産物を生産し、作り手も食べる人も、大地も自然も豊かになる農業の実現を目指し、自然栽培で作物を育てられています。無農薬の稲作で最も労力を要する除草作業では、一般的には有害生物扱いのジャンボタニシを助っ人として、除草剤を使わずに草が生えない状態を実現されているそうです。土と作物が本来もつ力を発揮できる環境で育った「じゃがいも」は、2月と3月も登場の予定です。

 今後も、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる力を身に付けていきたいと思います。